軽自動車と普通自動車の最も違うところは
規格と呼ばれる制限が存在するか否かです

軽自動車と普通自動車の最も違うところは規格と呼ばれる制限が存在するか否かです|困ったときの自動車Q&A 軽自動車と普通乗用車、どちらも車ということに変わりはありませんが、サイズやナンバープレートの色からもわかるように、両者には明確な違いがあります。それは軽自動車には規格と呼ばれる制限があるからで、全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、エンジンは660cc以下と決められています。ちなみに、最高出力が64馬力を超える軽自動車はまだ出てきていませんが、これは規格ではなくメーカーの自主規制によるものです。

なぜ上記の規制がかけられたかというと、軽自動車は、税金や保険、高速道路の通行料などが普通乗用車に比べて安く優遇されているからです。その分差別化を図ろうという意図の下、規格が定められているのです。

軽自動車という規格(1947年制定)は、多大な経済負担を強いることなく、国民が車を手にしやすいように、という政治的な背景があって制定されています。