愛車を売却するお店の種類と特長を知ろう
カテゴリー: 車買取の基礎知識
タグ:
2016/03/30
愛車を売却するお店の種類と特徴
愛車を売却するお店は、いくつかの種類に分けることができる。それぞれに特徴があり、それらを把握しておくことで査定額をアップさせることも可能だ。
買取専門店
大手買取専門チェーン店をはじめ、買取専門店には大小さまざまある。基本的に仕入れた車はオークション(中古車販売店が中古車を仕入れる市場)に出品するが、オークションは全国でいくつもあり、その季節や場所などで同じ車でも取引額が変わる。そうした要因を読んで査定額をつけるわけだが、その際に買取を専門に行っているがゆえのノウハウが強みとなる。
また最近では自動車メーカー系列の買取専門店や、自ら販売店を抱える買取専門店もある。これらの場合、オークションを通さず自社の抱える販売店に直接卸すこともできるため、流通力に販売力がプラスされる。このようなケースでは査定額に期待がもてる。
新車ディーラー
新車ディーラーが下取りをした場合、新車販売時の値引きと含めて引き取るケースがある。値引き額を大きくするのではなく、下取り額を増やすことで新車購入の総支払額をトータルで安くする方法だ。逆に値引き額を上乗せして下取り額を下げる場合もある。いずれにせよ、正確な下取り額が判断しにくい。
また新車の購入とセットで下取りするのであり、車の買取りだけというのはあまりやっていない。
下取られた車は系列の中古車部に流される。また国産車系は輸入車が、輸入車系は国産車が苦手な場合が多く、査定額にあまり期待ができなくなる。
中古車ディーラー
メーカー系列の中古車ディーラーは、新車ディーラーと違って下取りだけではなく買取りも可能だ。なぜなら買取った車を自社ですぐ販売できるからだ。また自社で販売する際にすぐ買い手がつきそうだとか、あるいはすでに買いたいというお客を抱えている場合もあり、そういうケースなら査定額に期待できる。
また、かつては他社メーカーを嫌って査定額が低くなるケースもあったが、今ではほとんどない。ただし国産車系は輸入車が、輸入車系は国産車が苦手な場合が多く、査定額はあまり期待できなくなる。