高額査定GET!のための売却タイミング

車の需要が高まるタイミングでは仕入れたらすぐに売れることが期待できるため、高査定になりやすい。また車の査定から引き渡すまでの時間が短いほど、高査定につながる。このように高査定にはタイミングが大切なのだ。

以下で、特に重要なタイミングを見ていこう。

■よく売れるシーズン前に手放す
4WD車ならキャンプなどで活躍しそうな秋や雪の降る冬の前、つまり夏に手放したほうがいい。特に雪国では顕著だが、都心でもタイミングがよければ高査定になる。またオープンカーなら屋根を開けて走りたくなる春や秋前に手放したほうが賢明だ。

そのほかでは、4月の 新生活に向けて初めて車を買う人が多くなる。そのため軽自動車やコンパクトカーなどは1~2月に手放すといい。

■査定即売却、が一番高査定
買取店が査定する上で一番気にするのは、「この車が中古車市場でどれくらい人気が出るか?」ということ。一方で、この中古車市場というのがなかなか読みづらいもの。相場は日々変わるからだ。

そのため「1カ月後に手放します」と言われても、1カ月先にどれくらいの値段で中古車として売れるかが判断しにくい。となれば当然高い査定額はつけられなくなる。ましてや「まだいつ手放すかわからないけど…」では、査定額は低くなって当たり前だ。

一番高値がつきやすいのは、現車を査定してもらったその場で売却し置いて帰ること。それを基準に、日がたつほど査定額は低くなると考えよう。

■フルモデルチェンジ前に手放す
愛車と同じ車種が新型にモデルチェンジすると、新型に乗り替える人が増える。その時に、あなたと同じ車が中古車市場に出回ることになる。つまり供給が増えるので、市場では相場が下がるのだ。

このタイミングで手放したら当然、査定額は期待できない。そのため、できる限りフルモデルチェンジより前で手放したほうがいい。フルモデルチェンジが噂される頃ではもう遅いくらいに考えよう。

ただし、時に一部車種では、逆に旧型が中古車市場で人気になることもある。そこまで読めれば(自信があれば)あえてフルモデルチェンジ後を狙うのもいいが、一般的にこのような事例は希である。

text/ぴえいる