高額査定GET!のための愛車の手入れ

あなたの愛車は、その後に中古車販売店に並べられる未来の「商品」だ。そう考えると、査定のポイントには次の要素があげられる。

・人気車種、グレード、ボディカラー
・高年式
・走行距離が少ない
・修復歴がない
・人気のオプション装備が備わっている
・車の程度、状態がいい

では、これらを踏まえて、今からできることは何か? それを以下にまとめてみた。

■走行距離をなるべく抑える
走行距離は少なければ少ないほどいいが、特に査定額の差が出やすいのが3万km、次に5万km。これを過ぎると過ぎないでは査定額が変わる。

例えば、2万9000kmと3万1000kmでは、同じ2000kmの差(例えば4万1000kmと4万3000km)よりも査定額の差が開く。3万kmや5万kmが目前なら、手放すまではあまり乗らないようにしよう。

■カーナビなどは次の車に付け替えるのも手
カーナビの進歩は早く、あっという間に旧々モデルになっていたりする。そのため、あまり査定額が期待できない。付け替えられるタイプのものであれば、査定を狙うより、取り外して次の車に使うのも手だ。アルミホイールも同様。これらは査定額次第で検討したい。

■日々の点検整備を怠らずに
車は使い方次第で“程度”が変わってくる。買取店がこれを推し量る材料の一つに、定期点検整備記録簿がある。これがきちんと書いてあったり、ディーラーでずっと受けていたりすると、思いのほか高査定につながるケースがある。

エンジンオイルやフィルターなど、消耗品や部品の交換も記録を残しておくといい。

■洗車は丁寧にやっておく
査定時に車が汚いと、外装のキズの状態がわかりにくい。手放すほうはそのほうがいいと思うかも知れないが、査定する側としてはキズを見落としたり、キズの状態を見誤ったりして高い査定額をつけないように、つまりリスクを回避しようと、低い査定をつけてしまいがちになる。

またボディが汚れていたり、インテリアにゴミが転がっていたら、日頃から車をあまり大事にしていなかった、と思われがちだ。大事にしていなければ日頃のメンテナンスも手を抜いていたと思われるので、高査定を引き出すことは難しい。

日頃から愛情を込めて洗車するようにしたい。

text/ぴえいる