シトロエンC4ピカソ
写真下のような国産ミニバンは生理的にどうしても受けつけないという人でも、例えば写真上のシトロエンC4ピカソならイケるかも? まぁ価値観や美意識は人それぞれですが、「人や多数の道具とともに移動し、“人生を愉しむ”ためのツール」としてのミニバンを一概に否定するのもアレかとは思います。また欧州車のミニバンは基本的に「運転する喜び」みたいなものもそこそこ濃厚ですし。
トヨタヴェルファイア
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某巨大掲示板の身につまされるタイトル

インターネット上の某巨大掲示板に「リアルが充実していれば車はミニバンになる?」というタイトルのスレッドがある。その中身はまだ読んだことがないのだが、身につまされるタイトルであるなぁとは常々思っていた。

やれハンドリングがいまいちだの何だとミニバンを敬遠し、ステアリングのゲインがどうのこうのと言いながら一人スポーティカーに乗る生活とはさみしいもので、馬鹿にしていたミニバンを仲間や家族と楽しく活用している人こそが、実は人生の勝ち組だった・・・ みたいな?という思いを無視することができないのだ。

とはいえ、個人的な話だが、自動車愛好家としての矜持、プライドのようなものが、どうしてもミニバンを選ぶことを自分に許さない。なぜ自分はミニバンをここまで敬遠するのかと改めて考えてみたところ、その答えは以下2要素に集約された。

1.「乳臭い感じ」がイヤ
2.「オラオラな感じ」が好きじゃない

上記1は比較的安価なファミリー層向けミニバンに対して感じる部分だ。子育てという崇高なものを馬鹿にするつもりなど無論ないが、車趣味人としては、車生活の中でその部分を周囲に見せることにいささかの抵抗があるのだ。

2は、主にゴージャス系ミニバン、というよりもそのドライバーに対して思うところである。高速道路でオラオラ系ゴーマン運転をカマすのは、ひと昔前はメルセデスのSクラスかセルシオと相場が決まっていたが、今やそれの第一人者は黒くてゴージャスな国産フルサイズミニバン(の一部)である。豪華フルサイズミニバンはたしかに便利で快適だが、そういった愚か者と一緒にされたくない。

輸入ミニバンで目指せ人生の勝ち組!?

・・・などとツラツラ考えながら、同時にハタと気づいたのは、「でも、日本製ミニバンじゃなくて輸入ミニバンにするだけで、俺の懸念事項ってほとんど消えるんじゃね?」ということだった。

ということで、モノは試しで不肖わたしなりの美意識でセレクトしてみた輸入ミニバンが、下記リンクである。乳臭くなく、下品なオラオラ風味もない、なかなか粋な感じの生活を連想させるナイスな一群だと我ながら思うのだが、どうだろうか。わたしも、今後もしも子宝複数に恵まれるようなことがあったなら積極的にシトロエンC4ピカソか何かを購入し、ぜひ人生の勝ち組を目指してみたいと思う。今さら年齢的に手遅れかもしれないが。

てなわけで、今回の伊達セレクションはずばり・・・
輸入車ならば「ミニバン食わず嫌い」が直るかも?

文・伊達軍曹 text/Sergeant DATE